メンテナンス
革は生きもの
革はもともと動物の肌です。皆さんの肌と同じで、乾燥すればヒビ割れし保湿が必要になります。
当工房では、牛革は主に植物タンニンなめしのオイルレザーを使用しています。オイルレザーなので乾燥には強く濡れにも強いのですが、使用するとともに徐々にオイルも抜けていきますので、お手入れをすればそれだけ長く使っていただけます。
無染色のヌメ革は最初からオイルが入っていませんので、作品が出来上がり最後に工房にてオイルを入れ込んでからお客様にお渡ししております。
一番オススメのメンテナンスは自分の脂です。日々触ることが一番です。そして時々磨いてオイルを入れてあげるとさらに生き返ります。そうすることによって長持ちし雰囲気が良くなります。
エルクレザーは、ほとんどお手入れを必要としない素材です。皮膚組織に皮脂をたっぷりと含んでいますので、水に強く水洗いも可能です。
※ 水洗いを推奨しているわけではありません。
革は多少は汚れていくものとして、汚れも「味」になるとご理解ください。
オススメの “メンテナンスオイル” は「タピール」
TAPIR(タピール)はドイツ中部の小さな村で1983年にスタートした皮革用ワックスのブランド。
当時のドイツには、天然素材だけでつくったワックスがなく、試行錯誤の末、TAPIR(タピール)はついに19世紀の古いレシピをもとにした100%天然素材のワックスを作ることに成功しました。
植物性原料については全て有機栽培や非遺伝子組み換えのものを使用。採集・精製も素材の特性を損なわない方法で行い、石油系のオイルや有機溶剤などは一切使用していません。
少量でよく伸びるワックスたちは、どれも革本来のしなやかさをよみがえらせてくれるものばかりです。
タピールには色々なオイルやクリームなどありどれも有用ですが、ナチュラルハンズの革製品には下の2つがオススメです。
レーダーフェット
基本的にはこちらを2、3ヶ月に1回程度塗ってあげることをオススメいたします。古くなって乾燥してしまったりひび割れてしまった革を蘇らせる効果もあります。ワックスが強力に水を弾いてくれるのが、嬉しいポイントです。革をマッサージするように伸ばし、少し置いてから余分なフェットを布やブラシなどで取り除きます。
レーダーバルサム
こちらの特徴は、ミツロウが多く配合され、いわば革の栄養剤。塗り込んだ後に、布で乾拭きをして、仕上げにレーダーフェットを塗ってあげると完璧です。
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